終末期における腹部症状の緩和ケア
消化器症状のマネジメント
がん患者さんは、がん自体の症状のほかに、痛み、倦怠感などのさまざまな身体的な症状や精神的な苦痛を経験します。がん終末期になると症状緩和も困難となり、治療より看護ケアがメインになります。今回は、終末期の腹部症状に対して看護師としてできる看護ケアを原因、評価、治療から考えていきましょう。
セミナープログラム
1,悪心・嘔吐の原因とその治療
2,制吐薬について
3,悪心・嘔吐に対するケア
4,腹部膨満感とは
5,消化管閉塞の薬物療法
6,消化管閉塞に対するケア
7,便秘の原因とその治療
8,便秘に対するケア
9,事例
セミナー講師プロフィール
尾道市立市民病院
がん看護専門看護師/緩和ケア認定看護師
渡辺 陽子
2005年緩和ケア認定看護師資格取得、2013年がん看護専門看護師資格取得。2011年から2018年の8年間、緩和ケアチーム専従看護師として、集学的がん治療センター内にレスパイトケアに対応できる緩和ケア支援病床を設置、在宅緩和ケアの相談や調整を行う。2019年4月からは、緩和ケア支援病床閉鎖に伴い一般病棟スタッフとして、がん患者さんのみならず、病を持つ人の身体的な痛みやつらい症状の緩和に可能な看護ケアを実践し、看護師スタッフと共に多職種と連携しながらチーム医療を心がけている。
受講者の声
●吐きたいのに吐けないのが一番辛いという話で、実際そういう患者さんがいたので、その人のことを思い出し、今更ながら辛さを感じました。また便秘の定義に排便の困難感があり、今までそこまでしっかりこれまでの排便習慣を確認できていなかったように思うので、気を付けたいなと思いました。
〔看護師 職歴 5年以上〕
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●現在、内科病棟に勤めているため終末期の患者さんが多く入院しています。特に消化器は大量の腹水貯留で呼吸困難や腹部膨満を訴えているので、講義を受けさせていただきました。腹部症状に対して、吐き気に対する制吐薬の選択や便秘のコントロールが特に大事であると学ぶことができ、今後に活かします。
〔看護師 職歴 5年以上〕
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〔看護師 職歴 5年以上〕
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●現在、内科病棟に勤めているため終末期の患者さんが多く入院しています。特に消化器は大量の腹水貯留で呼吸困難や腹部膨満を訴えているので、講義を受けさせていただきました。腹部症状に対して、吐き気に対する制吐薬の選択や便秘のコントロールが特に大事であると学ぶことができ、今後に活かします。
〔看護師 職歴 5年以上〕
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開催日時 | 2023年9月30日(土) ~ 2023年10月7日(土) 23:59 |
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会場 | オンライン 【講義時間 60分程度】 |
講師 | 渡辺陽子 |
申込締切日 | 2023年9月20日 |
参加費:¥ 5,500 税込
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