多職種で支える入退院支援
プロセスの展開とチームマネジメント
多職種で支える入退院支援のプロセスとチームマネジメントについて学びます。チームマネジメントとは、「入退院支援チームが、人、モノ、お金、情報、知識というマネジメント資源を共有し有効に活用することで、質の高いサービスを提供すること」です。さらに、地域包括ケア時代における入退院支援とネットワーク形成について、事例を通して具体的に展開します。
セミナープログラム
1,入退院支援に関するキーワードの理解
2,入退院支援のプロセスとチームマネジメント
3,入退院支援における多職種連携の
共通の枠組み・ツール
4,入退院支援と地域包括ケアシステム
5,事例で学ぶ入退院支援とネットワーク形成
※こちらのセミナーは講義資料を郵送いたします。データのダウンロードも可能です。
講義資料は配信開始日の一週間前を目安に発送いたします。
セミナー講師プロフィール
日本福祉大学 社会福祉学部 教授
篠田 道子
筑波大学大学院教育研究科リハビリテーションコース修了。博士(社会福祉学)。1999年に日本福祉大学に赴任し、2008年より現職。2011年に慶応義塾大学大学院経営管理研究科訪問教授(ケースメゾットを学ぶ)。主な関心領域は、入退院支援、ケースメゾット教授法、医療・福祉サービスのマネジメント、終末期ケア、医療・福祉サービスの日仏比較、多職種連携教育。
主な著書
・篠田道子(2011)「多職種連携を高めるチームマネジメントの知識とスキル」医学書院
・篠田道子編集(2012)「ナースのための退院支援・調整」日本看護協会出版会
・篠田道子編集(2015)「チームの連携力を高めるカンファレンスの進め方(第2版)」日本看護協会出版会
・篠田道子編集(2018)「多職種で支える終末期ケアー医療・福祉連携の実践と研究ー」中央法規
受講者の声
入退院支援について事例を通して具体的な支援について検討でき、よく理解できました。点ではなく、面で支えるという考え方で今後も自分にできる入退院支援について考えて実践できればと思いました。
〔看護師 職歴 5年以上〕
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●分かりやすい講義だったと思います。現在地域包括ケア病棟にて勤務していますが、本人の意向尊重重視しているかと問われると難しい場面もあり、今後の課題だと考えています。
〔看護師 職歴 5年以上〕
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●退院支援に関わる中で、本人と家族の意向の違いなども多くあり、関わりが難しいと感じていました。研修を通して望む場所への退院を目指すだけではなく、入退院を繰り返さないようにするにはと患者家族が在宅療養期のそなえるでどのように介入支援が必要かを考えることを学びました。現場で学びを活かせるよう日々考えていきたいです。
〔看護師 職歴 5年以上〕
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●私は地域包括ケア病棟で働いています。講義で聞いた内容はとても大切なことだと思いました。けれど・・・実際に・・・在宅へ帰る人は少なく、たとえ本人が希望しても金銭面や、家族のサポート面で難しいケースがほとんどです。そして退院後の生活に私たちは責任が持てない・・・もっと多職種で関われる環境があればいいなと思いました。いろいろとアドバイスいただきありがとうございました。
〔看護師 職歴 3年未満〕
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●急性期要因であるため、退院調整が困難な事例が多い。早めの支援体制が必要であることはわかっているが、NsだけでなくDrの協力も必要。当院でもスクリーニングシート(退院支援)があるので、意味を持ってチェックすることをスタッフへも周知していきたいと改めて思いました。
整形外科病棟で施設やグループホームからの骨折入院が多いです。スムーズな退院調整を目指して取り組んでいきたいと思います。
〔看護師 職歴 5年以上〕
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●「意思決定能力法」改めて「客観的な最善の利益」ではなく「主観的な最善の利益」の優先の大切さを感じました。現場では業務に追われてできないところも多々ありますが、病院・在宅チームが協働で取り組む入退院支援ができるよう頑張っていきたいです。
〔看護師 職歴 不明〕
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●退院支援について看護師として病棟で働いていますが、患者の緯線を考えるときにどうしても家族に目を向けて考えてしまいます。しかしあくまでも退院支援の対象は目の前の患者であり、患者の意思を尊重できるように周囲の資源を利用、また多職種と連携していくことが重要であるんだと学びました。
〔看護師 職歴 3年未満〕
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●今年度の救急外来看護師として入退院支援リンクナースの月一の会議へ参加させていただいております。知識も経験もない中での参加であり不安がありました。今回のセミナーへ参加することにより多職種で支える入退院支援についてわかりやすいご講義をこのタイミングで受けられたことがラッキーであり非常に感謝しております。
〔看護師 職歴 5年以上〕
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●患者のバックグラウンドを理解しながら介入していくために患者と家族は一緒に考えるようでケアは別々にすることが大切だと学べました。共依存している家族は少なくないけれど支援は別々にすることで患者も家族も依存先を分散でき精神的負担も軽減できることを学べました。
〔看護師 職歴 5年以上〕
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●入退院支援に取り組む中で、意思推量が難しい場面に遭遇することがありました。今回の研修の中でその点に触れている箇所があり参考になりました。意思決定支援も含めた研修をお願いします
〔看護師 職歴 5年以上〕
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開催日時 | 2024年11月28日(木) ~ 2024年12月12日(木) 23:59 |
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会場 | オンライン 【講義時間 2時間半程度】 |
講師 | 篠田道子 |
申込締切日 | 2024年11月18日 |
参加費:¥ 8,800 税込
ホームページ会員 加算ポイント:880pt