自殺念慮に対する看護ケア
自殺は日本人の死因の7番目に位置しており、最近は若年層の自殺の多さがメディアで話題になる機会も多く、わが国では全世代にわたって自殺予防対策が重要な課題になっています。入院中の患者の自殺は精神科病棟だけでなく、一般身体科の病棟でも起こることがあります。
そこで、本セミナーでは、実際の臨床場面で着目すべき自殺のサインや、患者から「死にたい」と打ち明けられた時の具体的な対応方法についてご紹介したいと思います。
自殺念慮を訴える患者に対する際の手がかりが、きっと得られると思います。
セミナープログラム
1、わが国の自殺の現状
2、ナースが関わる自殺リスクが高い人
・どのような人が自殺しやすいのか?
・うつ病だけが自殺リスクの高い疾患というわけではない
・自殺と関連のある身体疾患はあるのだろうか
など
3、軽視できない自傷行為
・「死にたいと訴える人は本当に死にはしない」は本当なのか?
・死なない約束は有効なのか?
4、自殺念慮のある人をどのように支えるか
セミナー講師プロフィール
福井県立病院こころの医療センター
精神看護専門看護師
公認心理師
山口 達也
大学時代は臨床心理学を専攻。2003年福井県立病院こころの医療センター入職。2011年兵庫県立大学大学院看護学研究科卒業。2013年精神看護専門看護師取得。
現在、総合病院の精神科外来に勤務し、リエゾン精神看護やメンタル支援、精神科領域における地域包括ケアシステムの構築に向けて院内の他職種や地域のケアテイカーと協働しながら活動している。
開催日時 | 2021年6月18日(金) ~ 2021年6月20日(日) 23:59 |
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会場 | オンライン 【講義時間 3時間程度】 |
講師 | 山口 達也 |
申込締切日 | 2021年6月8日 |
参加費:¥ 8,250 税込
ホームページ会員 加算ポイント:825pt