“苦しいから逃げない看護” 終末期の苦痛ケアと鎮静
呼吸困難や嘔気と嘔吐を中心とした消化器症状への対応は、まだまだ不十分と言わざるを得ませんが、私たち医療提供者は、患者さんの“苦しい”から逃げることなくがん診療の現場に立つために、患者さんの訴えをどのように受け止め、解釈し、そしてどのような手法をもって対応することが可能かということを皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
セミナープログラム
1、苦しい!・・・呼吸困難・吐き気・嘔吐の病態
2、教科書だけではわからない
苦しさのアセスメント
3、ベットサイドでできるケアは必ずある
4、セデーションの意義とガイドライン
5、看護師(医療提供者)の姿勢
セミナー講師プロフィール
埼玉医科大学 総合医療センター
緩和医療科/呼吸器外科 教授
緩和ケア推進室 室長
儀賀 理暁
【講師プロフィール】
慶應義塾大学医学部卒業後、同大学医学部外科学教室入局、帝京大学医学部外科学講座を経て、現在、埼玉医科大学総合医療センター勤務。
フェリス女学院大学音楽学部非常勤講師。
東日本大震災直後から現地を訪問して被災地支援活動を継続中。
主な著書
「がん患者の呼吸器症状の緩和に関するガイドライン」(金原出版)
「あのね、かなちゃんに聞いてほしいことがあるの」(日本医事新報社)他
執筆
「Nursing Today」(日本看護協会出版会)
「リウマチ科」(科学評論社)
「MEDICAL TORCH」(シー・エム・ジージャパン)他多数
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受講者の声
●今の職場でもがん性疼痛など、苦痛を訴えられる方が多く、対応に困ってしまう時もあります。今回の講義で、これからの患者さんとの関わり方について沢山のヒントをもらえました。患者さんがその人らしく生きられるように、自分ができることを考え続けたいと思います。
〔看護師 職歴 3年〕
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●現場で役立つ話ばかりで面白かった。事例も多く分かりやすかった。患者の意思はほぼ聞かず医療者主体の治療、看護となっているのが現状。聞いてもあいまい、おおまかだったり。患者本人の意思を具体的に聞き、その人らしい生活が送れるよう支援することが大切だと改めて思った。苦しむ患者さんを見るのがつらい、業務がつらい、いろいろありますが逃げないで向き合っていきたいです。素敵な時間をありがとうございました。
〔看護師 職歴 4年〕
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●とても分かりやすい講義でした。自分も臨床で鎮静のことで悩むことがたくさんあって、本日の講義で勉強になりました。儀賀先生の今まで関わった患者さんや経験された話を聞いて、とても感動して自分もそのような関りを患者さんとできると良いと思いました。映像もすごくよかったです。ケアには限界が無いと今日教わり、自分もまた明日から頑張っていきます!
〔看護師 職歴 6年〕
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●鎮静をするかどうかの考え方がとても明確になり、今後ご本人様ご家族様への援助、声掛けの仕方を考えることができました。訪問看護師のため、訪問時の呼吸困難の対応にすごく怖がっていた部分がありましたが、今後の援助につなげることが出来ると思いました。大変すばらしい講義でした。たくさん感動しました。
〔看護師 職歴 6年〕
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●実例や写真などを用いての講義はとても分かりやすく興味深かったです。「患者さん」を主語にした看護を提供していきたいと思います。また、患者さんと今後についての話をしっかりしていくようにしていきたいと思います。
〔看護師 職歴 5年〕
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●日々行われている看護ケアについて、どうしてあげることが良いのか悩むことが多いですが、患者さんのサインを見逃すことなくキャッチできているかどうか疑問です。もっと患者さんからのサインを積極的に掴んでいこうと思いました。治療の限界はあっても、苦しさを緩和してあげることにつながる私たちの対応の方法次第で満足や安心につながり、心の苦しみを緩和できるのだと思いました。また、病態の把握の大切さを実感しました。患者さんと家族の大切にしたいことは何なのか、どうしたいのかを一緒に考えることを忘れずに看護を行っていきたいと思います。
〔看護師 職歴 12年〕
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●症例を交えた講義で、涙したり、笑顔だったりとても楽しかったです。生きることの大切さ、患者さん中心の大切さを考えることができました。今後仕事に活かしていきたいです。ありがとうございました。
〔看護師 職歴 16年〕
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●私が勤務する病棟でも肝疾患のターミナル患者が多く入院されていて、麻薬を取り扱うことが多く、講義の内容がとても勉強になりました。患者がいつでも主語であることを今後も忘れずに看護していきたいと思いました。自分自身の看護観がさらに広がった気がします。ありがとうございました。
〔看護師 職歴 5年〕
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●すごく心に突き刺さりました、療養型病棟勤務なので共感できる部分がたくさんありました。先生が何度も言われていたように主語が患者と家族であるようなケアができるナースになりたいです。
〔看護師 職歴 18年〕
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●血液内科で終末期の患者さんが多い中、どう最後を過ごすかは患者さん家族にとってとても大切だと思って日々過ごしてきました。今回、鎮静のお話を聞いて、医師だけではなく看護師としてより知識を深めていきたいと思いました。
〔看護師 職歴 4年〕
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●うまく表現できませんが、終始泣きそうになりながら講義を聞いていました。とても心に響く講義でした。緩和ケアが「人の間で生ききる事を支えること」と言われた言葉が素敵だなと思いました。自分もそんな支えになれる様自己研鑽に励もうと思います。ありがとございました。
〔看護師 職歴 10年〕
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●必要・重要な部分にしぼった、わかりやすい講義でした。途中途中のムービーやスライドにすごく感動し、また病棟の患者様のために力になれる様頑張ろうと思えました。
〔看護師 職歴 5年〕
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●患者さんやご家族と関わる時、何か言わなきゃ、なにか答えを出さなきゃいけないと思ってしまうことがあり、それを出来ない自分が嫌で、患者さんと関わるのが辛くなってしまうことがあります。でも、自分が答えを出すのではなく、患者さんの中にあるものを一緒に見つけていくことが大切なんだと、当たり前だけどなかなかできていなかったことに再度気づくことが出来ました。たくさんの知識とかガイドラインに基づいた治療法についてだけでなく、そういう関り方について改めて学べるとっても素敵な講義でした。
〔看護師 職歴 6年〕
〔看護師 職歴 3年〕
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●現場で役立つ話ばかりで面白かった。事例も多く分かりやすかった。患者の意思はほぼ聞かず医療者主体の治療、看護となっているのが現状。聞いてもあいまい、おおまかだったり。患者本人の意思を具体的に聞き、その人らしい生活が送れるよう支援することが大切だと改めて思った。苦しむ患者さんを見るのがつらい、業務がつらい、いろいろありますが逃げないで向き合っていきたいです。素敵な時間をありがとうございました。
〔看護師 職歴 4年〕
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●とても分かりやすい講義でした。自分も臨床で鎮静のことで悩むことがたくさんあって、本日の講義で勉強になりました。儀賀先生の今まで関わった患者さんや経験された話を聞いて、とても感動して自分もそのような関りを患者さんとできると良いと思いました。映像もすごくよかったです。ケアには限界が無いと今日教わり、自分もまた明日から頑張っていきます!
〔看護師 職歴 6年〕
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●鎮静をするかどうかの考え方がとても明確になり、今後ご本人様ご家族様への援助、声掛けの仕方を考えることができました。訪問看護師のため、訪問時の呼吸困難の対応にすごく怖がっていた部分がありましたが、今後の援助につなげることが出来ると思いました。大変すばらしい講義でした。たくさん感動しました。
〔看護師 職歴 6年〕
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●実例や写真などを用いての講義はとても分かりやすく興味深かったです。「患者さん」を主語にした看護を提供していきたいと思います。また、患者さんと今後についての話をしっかりしていくようにしていきたいと思います。
〔看護師 職歴 5年〕
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●日々行われている看護ケアについて、どうしてあげることが良いのか悩むことが多いですが、患者さんのサインを見逃すことなくキャッチできているかどうか疑問です。もっと患者さんからのサインを積極的に掴んでいこうと思いました。治療の限界はあっても、苦しさを緩和してあげることにつながる私たちの対応の方法次第で満足や安心につながり、心の苦しみを緩和できるのだと思いました。また、病態の把握の大切さを実感しました。患者さんと家族の大切にしたいことは何なのか、どうしたいのかを一緒に考えることを忘れずに看護を行っていきたいと思います。
〔看護師 職歴 12年〕
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●症例を交えた講義で、涙したり、笑顔だったりとても楽しかったです。生きることの大切さ、患者さん中心の大切さを考えることができました。今後仕事に活かしていきたいです。ありがとうございました。
〔看護師 職歴 16年〕
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●私が勤務する病棟でも肝疾患のターミナル患者が多く入院されていて、麻薬を取り扱うことが多く、講義の内容がとても勉強になりました。患者がいつでも主語であることを今後も忘れずに看護していきたいと思いました。自分自身の看護観がさらに広がった気がします。ありがとうございました。
〔看護師 職歴 5年〕
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●すごく心に突き刺さりました、療養型病棟勤務なので共感できる部分がたくさんありました。先生が何度も言われていたように主語が患者と家族であるようなケアができるナースになりたいです。
〔看護師 職歴 18年〕
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●血液内科で終末期の患者さんが多い中、どう最後を過ごすかは患者さん家族にとってとても大切だと思って日々過ごしてきました。今回、鎮静のお話を聞いて、医師だけではなく看護師としてより知識を深めていきたいと思いました。
〔看護師 職歴 4年〕
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●うまく表現できませんが、終始泣きそうになりながら講義を聞いていました。とても心に響く講義でした。緩和ケアが「人の間で生ききる事を支えること」と言われた言葉が素敵だなと思いました。自分もそんな支えになれる様自己研鑽に励もうと思います。ありがとございました。
〔看護師 職歴 10年〕
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●必要・重要な部分にしぼった、わかりやすい講義でした。途中途中のムービーやスライドにすごく感動し、また病棟の患者様のために力になれる様頑張ろうと思えました。
〔看護師 職歴 5年〕
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●患者さんやご家族と関わる時、何か言わなきゃ、なにか答えを出さなきゃいけないと思ってしまうことがあり、それを出来ない自分が嫌で、患者さんと関わるのが辛くなってしまうことがあります。でも、自分が答えを出すのではなく、患者さんの中にあるものを一緒に見つけていくことが大切なんだと、当たり前だけどなかなかできていなかったことに再度気づくことが出来ました。たくさんの知識とかガイドラインに基づいた治療法についてだけでなく、そういう関り方について改めて学べるとっても素敵な講義でした。
〔看護師 職歴 6年〕
開催日時 | 2021年9月24日(金) ~ 2021年9月26日(日) 23:59 |
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会場 | オンライン 【講義時間 3時間程度】 |
講師 | 儀賀 理暁 |
申込締切日 | 2021年9月14日 |
参加費:¥ 8,250 税込
ホームページ会員 加算ポイント:825pt