救急・ICU患者家族に対するケアと心構え

急病や事故などで救急搬送や病棟での急変、集中治療室で治療を受ける患者さんと、そのご家族に対応する際にどのようなことが必要でしょうか。患者さんに対する身体的・精神的ケアの保障はもちろんですが、ご家族へのケアも患者さんの回復を支えるという点で重要です。私はこれまで、「家族に関わりたいけど、どうしたらよいかわからない」という看護師の相談に乗りながら、一緒に実践してきました。明日からの家族対応に活かせるヒントをお伝えします。
セミナープログラム
1,救急・ICU患者とその家族の特徴を知る
2,あの時どうすればよかったのか?を
考えてみる
・どんな態度で家族と話しますか?
・情報収集のポイント
・アセスメントのツールや方法
・具体的なケアはどうする?
・「あの時どうすればよかった?」を
「今度はこうしよう!」に変えていく
・なんだかモヤモヤしたら・・・
3,こんな時どう対応する?
・家族が患者さんの状態を理解できない?
・家族間の意見が異なり、まとまらない
など、救急・ICUなどのクリティカルケアの
現場で遭遇する事例について考える
セミナー講師プロフィール
岸邉 香住
急性・重症患者看護専門看護師(CCNS)、産業カウンセラー、ELNEC-JCC指導者
昭和大学藤が丘病院 救命救急センター
昭和大学保健医療学部看護学科(臨床看護学)講師
2013年
北里大学大学院看護学研究科修士課程修了(クリティカルケア看護学専攻)
2017年
CCNS認定取得
2019年
産業カウンセラー資格取得
学生時代より終末期患者の看護に関心を持ち、研修参加や実践を重ねる。患者・家族の倫理調整や終末期患者への深い関わりの必要性を感じ、CCNS取得。また、クリティカルケアに携わるスタッフへのメンタルヘルス支援の必要性を感じ、CCNS取得後、産業カウンセラー資格を取得し、実践中。
開催日時 | 2021年10月7日(木) ~ 2021年10月9日(土) 23:59 |
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会場 | オンライン 【講義時間 3時間程度】 |
講師 | 岸邉 香住 |
申込締切日 | 2021年9月27日 |
参加費:¥ 8,250 税込
ホームページ会員 加算ポイント:825pt