基礎から学んで実践! アドバンス・ケア・プランニング
アドバンス・ケア・プランニング(ACP)は、患者さんが人生の最終段階まで自分らしく充実した人生を送ることを可能とする素晴らしいものであり、その重要性は周知のとおりです。
しかし、今後起こり得る病状や終末期医療に関する話をすることで、患者さんが希望を失うのではないか不安、どのタイミングでどのように話をすればよいのかわからないなどの理由で、医療者は積極的に実施できていないのが現状です。
ACPは対話が不可欠であり、コミュニケーションスキルを学んでいる看護師の役割は大きいです。ACPとは何か、患者さんとどのようにかかわればよいのかなど、沢山の事例を交えながら、実践に活かせるようにご説明したいと思います。一緒に学んで、患者さんがその人らしく充実した人生を送れるように支援しましょう。
セミナープログラム
1、ACPとは
2、ACPのプロセスと介入方法
3、ACPにおける看護師の役割
4、ACPの事例紹介
5、当センターのACPワーキングの活動
★このセミナーは以下の方にお勧めです
・ACPは重要で取り組みたいが、どのようにすればわからない
・どのように患者さんと対話すればよいかわからない
・看護師がどこまで意思決定に関わってよいのかわからない
・ACP介入したが、うまくいかなかった辛い体験がある
・施設でACPの取り組みを拡大したいが方法がわからない 等
セミナー講師プロフィール
大阪はびきの医療センター
慢性疾患看護専門看護師
大阪府立大学大学院看護学研究科
臨床教授
竹川 幸恵
2003年 大阪府立看護大学大学院卒業
2006年 日本看護協会 慢性疾患看護専門看護師認定 呼吸器看護サブスペシャリティ第一号
活動:現在、看護部所属で組織横断的に呼吸器看護専門外来をはじめ、呼吸器ケア実践や倫理調整、スタッフ教育、大学院生や慢性呼吸器疾患患者認定看護師の教育を行っている。
受講者の声
また「本人の意思」が大切であることを再認識できました。そのために私たちの日頃の関わりやコミュニケーションスキルを磨くこと、チームで協働する重要性等を具体的に学ぶことがきました。ありがとうございました。
〔看護師 職歴 5年以上〕
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●経験を踏まえた上でのACPを難しいと感じることやそれへの対策が明記されていたため、今後取り組む上での参考になると思った。コミュニケーション技術の実例は、すぐに活用できると思った。
〔看護師 職歴 5年以上〕
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●資料もわかりやすく、充実したもので、すごくよかったです。
DNARを取るため、亡くなる直前に行うことが今の施設(在宅診療所)では多いので、ACPの大切さを改めて考えさせられました。また、医師主導で行われることが多いのが実際なので、もう少し前から自分でもアプローチしていこうと思いました。
〔看護師 職歴 5年以上〕
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●初めて聞く言葉と学びであったため難しいことが多かったですが普段感じていたり体験したことも含まれている内容であったのでとても学びになりました。今後の看護に活かしていきたいと思います。
〔看護師 職歴 5年以上〕
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●コミュニケーション能力の重要生を学ぶことができた。
良き話し手になるには、自身の知識向上が必須であることが再認識できた。
〔看護師 職歴 5年以上〕
開催日時 | 2021年11月11日(木) ~ 2021年11月13日(土) 23:59 |
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会場 | オンライン 【講義時間 3時間程度】 |
講師 | 竹川 幸恵 |
申込締切日 | 2021年11月1日 |
参加費:¥ 8,250 税込
ホームページ会員 加算ポイント:165pt