急性期病院における認知症高齢者の看護の実践ポイント
身体疾患の治療のために入院した認知症高齢者は認知症の行動心理症状(BPSD)の悪化やせん妄を引き起こしやすく、疾患は治癒しても感染症などの合併症、入院期間の延長やADLなどの心身機能の低下によって要介護になりやすく、早期の対応策が求められている。これらに対応するために身体疾患のために入院した認知症患者に対する病棟における対応力とケアの向上を目的に2016年度診療報酬改定に「認知症ケア加算」が新設されたが、現在でも認知症高齢者の4割は身体拘束がなされていると報告され、急性期病院の看護師の認知症高齢者に対する実践能力の向上が必須となっている。
本セミナーで認知症高齢者の心身機能の早急な改善や高齢者医療の質の向上を目的としたパーソン・センタード・ケアを基盤とした本院の視点に着目した看護実践を学習するものである。
セミナープログラム
1、急性期病院における認知症高齢者の特徴
2、パーソン・センタード・ケアを用いた
看護実践のポイント
3、実践事例の展開
※こちらのセミナーは
一般社団法人日本認知症ケア学会
認知症ケア専門士単位 :3単位
対象セミナーです。
後援:一般社団法人日本認知症ケア学会
セミナー講師プロフィール
浜松医科大学 臨床看護学講座 教授
鈴木 みずえ
研究テーマ
高齢者の転倒・認知症予防に関する看護方法の開発、
高齢者ケアの質評価方法の開発、
高齢者の介護予防・自立支援に関する研究
所属学会
日本老年看護学会、日本早期認知症学会、日本転倒予防学会、日本認知症ケア学会、日本老年精神医学会、日本老年医学会、日本看護研究学会、日本看護科学学会
受講者の声
〔看護師 職歴 5年以上〕
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●最後に鈴木先生がお話しされていたように、認知症看護には、人としての尊厳を大切にするであるとか、看護の重要な要素が沢山含まれているということが、よく分かりました。事例の解説も分かりやすく、即実践に活かしていけそうです。
〔看護師 職歴 5年以上〕
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●パーソンセンタードケアの理解を深めたく、受講しました。事例展開まてあり、非常にわかりやすかったです。病棟看護師の認知症ケアに対する知識不足は、日々感じているものがあるため、今日得られた知識を伝えていきたいと思います。
〔看護師 職歴 5年以上〕
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●初めてのオンラインセミナーへの参加でどんな感じなのか不安もありましたが、会場までの往復にかかる時間が無いため余裕を持てたので良かったと思います。自宅で受講したのですが、好きな場所で受講できるのも良いなと思いました。今後の自分の勉強や後輩指導に活かしていきたいと思います。
〔看護師 職歴 5年以上〕
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●急性期の病院に勤めているので認知症患者の対応方法や声かけのタイミングなどとてもわかりやすかったです。事例もあり、参考にしやすいと思った。
〔看護師 職歴 5年以上〕
開催日時 | 2022年3月9日(水) ~ 2022年3月11日(金) 23:59 |
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会場 | オンライン 【講義時間 3時間程度】 |
講師 | 鈴木みずえ |
申込締切日 | 2022年2月27日 |
参加費:¥ 8,250 税込
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