事例を通して学ぶ! 一般病棟での急性・重症患者の看護

~急変を防ぎ早期介入につなぐ意図的観察の仕方~

高度先進医療の普及や入院期間の短縮化、入院患者のさらなる高齢化などにより、昨日まで元気であった患者さんが急変や容態変化する場面に立ち会うこともしばしばありませんか?
 一般病棟の看護師であっても、急性で重症患者さんを担当する機会が増えてきているのではないでしょうか?ショックや容態変化を未然に防ぎ、早期治療・介入につなげる意図的な観察やポイントをなるべく簡単な言葉で説明していきたいと思っております。

セミナープログラム

1、呼吸・循環管理の基礎
 
 1)呼吸の評価を酸素化・換気から行う
 2)血液ガスデータからの評価
 3)循環の評価

2、要注意!ショックの前段階での気づき

 1)ショックとは何か?
   まずは定義や分類について理解しよう
 2)ショックになると、もしくはショックに
   陥る初期段階、いわゆるプレショック時の
   身体で起こっている代償反応を理解しよう
 3)qSOFAを使用して、臓器虚血の評価を
   してみよう

3、理解すべき事例解説

 1)血液分布異常性(敗血症)ショック
 2)心原性ショック
 3)循環血液量減少性ショック

4、ドクターコールのタイミング

5、まとめ

セミナー講師プロフィール

昭和大学藤が丘病院
集中治療センター
集中ケア認定看護師
 
 髙野 洋

1997年
昭和大学集中治療部 入職
2003年
集中ケア認定看護師 取得
2014年
昭和大学藤が丘病院
集中治療センター 勤務
2018年
循環器内科病棟に異動
現在に至る



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受講者の声

●事例が豊富で実用的でありながらも、生理学の部分にも掘り下げたセミナーであり、とても理解しやすく、あっという間の3時間でした。今回の受講を通し、急変になる前に気づくということが大切だと身にしみて感じました。経験年数を積んでも何かおかしいと感じる感性は失わないよう、日々取り組んでいきたいと思います。大変に身になる講義をありがとうございました。
〔看護師 職歴 5年以上〕
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●患者の異変に気付いても、自身の観察やアセスメントが不十分で緊急性をスタッフや医師に説明できずコードブルーに至る事例が複数回ありました。呼吸回数の測定、医師へ緊急性があり診察してほしい旨を提案することに関して、日頃実践出来ていないなと痛感しました。今後は一人でも前兆に気付き対処できるよう、日々の看護に繋げていきたいと思います。ありがとうございました。
〔看護師 職歴 5年以上〕
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●今回の講義を受けて、フルバイタルを実施する重要性が改めて分かりました。そして、その時の状態だけでなく、経過を見てどうアセスメントするのかも勉強になりました。
「モニター画面が風景になっているのでないか」という言葉も、そうかもしれないと思ってしまいました。患者様からの重要なメッセージとして、フルバイタルを測定していき、急変前に気づき行動できように、これからも頑張っていきます。
とても勉強になる講義をありがとうございました。
〔看護師 職歴 3~5年未満〕
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●今まで血ガスの見方に苦戦していたけど、今回の研修を受けて説明だけでなく事例を使ってみていったので、とてもわかりやすかったです。
ショックの分類やバイタルサイン測定の必要性や、そこからアセスメントをしていくことを事例使って学び、勉強になりました。
〔看護師 職歴 5年以上〕
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開催日時 2022年5月7日(土) ~ 2022年5月9日(月) 23:59
会場 オンライン 【講義時間 3時間程度】
講師 髙野 洋
申込締切日 2022年4月27日

参加費:¥ 8,250 税込

ホームページ会員 加算ポイント:165pt

申し訳ございませんが、受付を停止させて頂きました。


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