脳卒中患者の避けられない「頭蓋内圧亢進症」の看護

心臓も肺も無事なのに死に通じる!?
脳卒中・脳疾患でなぜ人は死ぬのか、考えたことはありますか?脳卒中ということは脳の病気です。原則、心臓も肺も無事なはずなのに、脳卒中が原因で確かに心臓や呼吸は止まります。改めて考えると少し不思議な感じもします。脳神経疾患患者に対応する看護師が、避けては通れないのが頭蓋内圧亢進症です。特に、急性期病院で働いている場合、その重要性を知る意味は大きいです。脳卒中で人が死ぬ前には、原則、頭蓋内圧亢進症が起こります。その経過でどうなっていくのか、そして、私たち看護師には何ができるのか考えていきましょう。
セミナープログラム
1,頭蓋内圧亢進症の概要
・頭蓋内圧亢進症の影響
・頭蓋内圧亢進症の症状
・クッシング現象
2,脳ヘルニア
・脳ヘルニア 概念
・脳ヘルニアのタイプと特徴
・頭蓋内圧亢進症の早期発見
3,頭蓋内圧亢進症によるバイタルサインの変化
・意識レベル ・瞳孔、対光反射
・バイタルサインの変化
・血圧、脈拍 ・呼吸 ・体温
4,頭蓋内圧亢進症の治療
・外科的治療 ・内科的治療
5,頭蓋内圧亢進症の看護
・頭蓋内圧亢進要因の除去・低減
・病態を予測した観察
6,事例検討
・事例紹介 ・振り返りと解説
・適切な対応 ・急変対応のポイント
※こちらのセミナーは講義資料等はお送りいたしません。資料の郵送をご希望される場合は【講義資料郵送付き】セミナーをお申し込ください。
オンライン視聴ページへのログイン情報は、
配信開始日の2日前を目安にメールでお送りいたします。
セミナー講師プロフィール
脳卒中リハビリテーション看護認定看護師
広島県リハビリケア協会 理事
日本脳神経看護研究学会 評議員
小林 雄一
【プロフィール】
看護師。1979年 広島県生まれ。脳卒中リハビリテーション看護認定看護師。
認定看護師・看護管理者としての実践・指導・教育と並行して、執筆・講義活動をしている。
施設内外で看護師の育成に取り組むと同時に、看護師の対人関係能力向上に貢献するため、独自の面談活動・セミナーを行っている。
【主な著書】
・看護師失格?-認知機能が低下した患者をめぐる看護師の面談録-.立神粧子 監修.メディカ出版.2021.
・“外科手術の看護”.カラービジュアルで見てわかる!はじめての脳神経外科看護.近藤靖子 編著.大阪.メディカ出版.2013.50-67.
・“術後ケア(合併症予防)”.3年目からの脳神経外科看護 -アセスメントを導く考え方が見てわかる!-.池田亮 編著.大阪.メディカ出版.2022.138-150.
ほか
受講者の声
-------------------------------------------------------------------------
開催日時 | 2024年8月24日(土) ~ 2024年9月7日(土) 23:59 |
---|---|
会場 | オンライン 【講義時間 3時間程度】 |
講師 | 小林雄一 |
申込締切日 | 2024年8月14日 |
参加費:¥ 8,250 税込
ホームページ会員 加算ポイント:825pt