わかる!動ける! これで納得 心不全患者の看護
そうだったのか!?心不全
本邦では高齢化に伴い、心不全患者も増加の一途をたどっています。これまでの医療体制では、増加する心不全患者に対応できなくなっており、心不全パンデミックと呼ばれる時代が来ています。そうした中で医療体制を維持しながら、心不全患者さんのQOLを向上させるために重要となっているのが長期的な心不全コントロールです。適切な介入により、いかに患者さん自身の治療アドヒアランスを向上させていけるかがカギです。
この講義では、基本的な心不全の知識だけでなく、心不全パンデミック時代を医療従事者と患者が共に乗り越えていくための大切なポイントを数多く盛り込んでいます。また、医師に報告すべきか、あるいは様子を見るべきか。。。悩んだときにどうすればよいかについても、わかりやすく説明していきます。
病院・クリニック・訪問看護・施設など、どのフィールドにおいても役立てていただける内容となっています。皆様の心不全看護に大いにお役立てください。
セミナープログラム
1,心不全って何?
2,心機能を左右する4つの因子
3,収縮不全と拡張不全
4,急性心不全と慢性心不全
5,心不全患者の観察
6,セルフケアの支援(患者教育)
7,心不全の終末期ケア
※こちらのセミナーは講義資料を郵送いたします。データのダウンロードも可能です。
講義資料は配信開始日の一週間前を目安に発送いたします。
セミナー講師プロフィール
社会医療法人さいたま市民医療センター
看護師長
慢性心不全看護認定看護師
冨田 晴樹
平成17年に医療法人顕正会蓮田病院入職。
平成20年 さいたま市民医療センター開院、スタッフとして入職。
循環器内科病棟を経て、現在医療安全管理室勤務。
平成24年 心電図モニター安全管理のためのチームMACTを立ち上げ、チーム運営を担当。
平成27年には「心電図教えてノート」(監修:石田岳史)出版。
・心臓リハビリテーション指導士
・呼吸療法認定士
・心電図検定1級
受講者の声
〔看護師 職歴 3年未満〕
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●前負荷、後負荷をシリンジで例えるところがとてもわかりやすくて印象に残りました。
講義の中にもありましたが、ついSpO2、浮腫に目が行きがちですが、それよりも呼吸、経静脈怒張を意識して患者をみれるようになりたいと思います。
業務の中で急性期の心不全の患者さんを受け持つことは多くありますが、日々どんな介入をしたらいいのか、なんて説明をしたらいいのか戸惑うこともありました。今回病態から退院指導まで関連付けて学べたので、自身の知識の引き出しが増えてよかったです。
貴重な講義ありがとうございました。
〔看護師 職歴 3~5年未満〕
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●日頃の患者さんの看護につなげることができる、心不全の全体像が見えてきました。
頚動脈の怒張について動画を用いた説明で、とても分かりやすく理解できました。
また、苦手意識の強い心機能やEFの心不全分類やCS分類など理解が進みました。
実際の患者さんとの実際のかかわりや退院指導の説明や実践され成功されている事例もとても参考になりました。
〔看護師 職歴 5年以上〕
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●専門用語を非常にわかりやすい言葉で説明してくださったので、頭に残りやすくわかりやすかったです。私は訪問看護をやっているので、生活指導の部分に関しては特に参考になりました。
受診の目安や食事指導については事業所でもパンフレットを作成していきたいと思いました。ありがとうございました。
〔看護師 職歴 5年以上〕
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●とても分かりやすくて、お話のペースも聞きやすくてよかったです。心不全の観察ポイントも大事ですが、退院後のことや自己管理についての内容がたくさん聞けてよかったです。これからの患者さんとの関わりで参考にさせていただきたいと思いました。お忙しい中貴重なご講義ありがとうございます。
〔看護師 職歴 5年以上〕
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●病気の分類から、最近の症例ケースの関わりまで多岐にわかりまとめてあり、参考になりました。心不全患者へのリビングウイルの説明方法もよかったです。
〔看護師 職歴 3年〜5年未満〕
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●エムハンクのセミナーを受講し始めていろんな講座をうけながら心不全についてのセミナーをやってほしいとずっとずっと思っていたので、今回やっと受講できて本当にうれしかったです。循環器は難しくて参考書などだけでは理解がしずらいのですが先生の資料や説明はとてもわかりやすかったです。実際の事例の紹介や対応などもとても参考になり病棟スタッフにもぜひ話したいと思います。
〔看護師 職歴 5年以上〕
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●訪問看護をはじめた平成6年頃とは違い心不全の高齢者が入院してもまた生活に戻ってくるようになりました。しかも独居の多くなったこと。あらためて心不全の勉強をさせてもらいました。予後の考え方、訪問時の観察点等明瞭に提示していただきました。
コンビニ弁当の引き算もたいへん役に立ちます。
〔看護師 職歴 5年以上〕
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●高齢者施設の訪問看護師をしています。心不全のある入居者も多く存在し、悪化しているサインを早くにキャッチすること、医療機関につなげることが訪問看護師の役割であると日々痛感しています。それには、介護スタッフとの連携も必要になります。本日の講義内容は医療用語もわかりやすくかみ砕いての説明であったため、医療従事者ではない介護スタッフへ伝達するときに大変参考になると思いました。どういう症状が出たら報告してもらうのか、日常生活援助の中で「心臓にやさしい援助」とはどういう援助かを介護スタッフへ伝え、入居者ができるだけ施設でその人らしく生活ができるように支援していきたいと思います。
〔看護師 職歴 5年以上〕
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●超高齢化社会のため、心不全の看護は学んでおきたいと思い受講しました。タイトル通り、「そうだったのか!」と勉強になる事ばかりでした。話すスピード、講義の流れ、資料も例え方も事例も、やさしく学べ、本当に受講して良かったです。頚静脈怒張、呼吸状態を観察する重要さを教えて頂きました。初めてよくわかりました。塩分は体内に水を引き寄せる作用がよくわからず、調べて、輸液の基礎知識の体液区分、電解質の役割、浸透圧にたどり着き、やっと理解できました。
心不全は再入院を繰り返す、その現実は私たちが心不全について正しく学び、患者さんに興味を持って関わる事で改善されるのだと強く感じました。初級心電図セミナーも大変満足でしたが、心不全セミナーも大変満足です。今は復職に向けて勉強中ですが、いつの日か臨床で発揮したいと考えています。
〔看護師 職歴 5年以上〕
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開催日時 | 2024年9月14日(土) ~ 2024年9月28日(土) 23:59 |
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会場 | オンライン 【講義時間 3時間程度】 |
講師 | 冨田晴樹 |
申込締切日 | 2024年9月4日 |
参加費:¥ 8,800 税込
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