間違いだらけの薬物・アルコール依存症の看護
「ダメ、ゼッタイ」は“ダメ、ゼッタイ!!”
なぜ、人は依存症になるのでしょうか。依存症になる人は意志が弱く、嘘つきで自己破壊的な性格の持ち主なのでしょうか?それとも、薬物やアルコールといった脳に強烈な快感をもたらし、脳を支配してしまうような依存性物質に手を出してしまった不運のせいでしょうか?それはすべて誤解です。
このような、依存症者に対する間違った理解が「ダメ、ゼッタイ」のような道徳的な啓発や説教などの誤った対応につながってしまうことがあります。
今回の研修で「依存症」について正しく理解し、効果的な看護ケアについて知ることで、ご自分の依存症看護に自信がもてるようになります。
セミナープログラム
1,そもそも、依存症とは
2,人はなぜ依存症になるのか?
3,薬物・アルコール依存症の診断基準と
スクリーニング
4,薬物・アルコール依存の現実…
症状と治療の紹介
5,ヒヤリハット事例と対応の仕方
6,ナースにできる効果的なケアとは
※こちらのセミナーは講義資料等はお送りいたしません。資料の郵送をご希望される場合は【講義資料郵送付き】セミナーをお申し込ください。
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配信開始日の2日前を目安にメールでお送りいたします。
セミナー講師プロフィール
福井県立病院こころの医療センター
精神看護専門看護師
公認心理師
山口 達也
大学時代は臨床心理学を専攻。2003年福井県立病院こころの医療センター入職。2011年兵庫県立大学大学院看護学研究科卒業。2013年精神看護専門看護師取得。
現在、総合病院の精神科外来に勤務し、リエゾン精神看護やメンタル支援、精神科領域における地域包括ケアシステムの構築に向けて院内の他職種や地域のケアテイカーと協働しながら活動している。
受講者の声
患者さんと信頼関係を築くことは大切なことですが、依存症の患者さんにはより重要なことで「責めない・叱らない・怒らない」「共感とねぎらい」で相手を受け入れ、安心した関係を築き継続していくことが孤立を防ぎ、依存症からの回復への援助になると再認識しました。簡単なことではないですが日々の業務で生かしていきたいと思います。
〔看護師 職歴 5年以上〕
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●精神科がない病院の消化器内科に勤務しています。依存症の指標や精神科の観点からのクライアントを見る視点が新鮮で勉強になりました。
〔看護師 職歴 3~5年未満〕
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開催日時 | 2024年12月11日(水) ~ 2024年12月25日(水) 23:59 |
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会場 | オンライン 【講義時間 3時間程度】 |
講師 | 山口達也 |
申込締切日 | 2024年12月1日 |
参加費:¥ 8,250 税込
ホームページ会員 加算ポイント:825pt