医療機関と地域をつなぐ退院支援
看護師に求められる架け橋の役割
現在、全国の市町で地域包括ケアシステムの構築を目指して「まち作り」が進んでいる中、病院で入院治療をしている療養者は、退院後にどのような住まいでどのような住まい方を目指しているのでしょうか。療養者の自己意思決定のサポートができるように、退院支援に関わる看護師には、地域包括ケアの概要や介護保険等で提供されるサービスの内容を理解し、社会資源を効果的につなげることを考察する能力が求められています。本講義では病院や地域で働く看護師の退院支援や在宅療養支援のスキルアップの一助になるような内容を提供したいと思っています。
セミナープログラム〔改定〕
1,地域包括ケアシステムの概要
2,介護保険法・障害者総合支援法の概要
3,在宅療養に利用できる医療資源
4,入退院支援が求められる背景
5,入退院支援・退院調整のプロセス
6,入退院支援・退院調整看護師の役割
※こちらのセミナーは講義資料を郵送いたします。データのダウンロードも可能です。
講義資料は配信開始日の一週間前を目安に発送いたします。
セミナー講師プロフィール
元日本看護協会認定看護管理者
在宅ケアサポートみちくさ 代表
石田 けい子
2014年愛媛大学大学院修士課程地域看護学修了
2016年日本看護協会認定看護管理者更新
職歴:愛媛県立中央病院、有床診療所、済生会松山病院、済生会松山訪問看護ステーション、
現職:2016年~在宅ケアサポートみちくさ取締役
実施事業:訪問看護ステーションみちくさ、ケアマネオフィスみちくさ、ナーシングホームみちくさ、みちくさ相談室
講師歴:愛媛県訪問看護師養成研修、看護協会セカンドレベル・サードレベルの退院支援・在宅看護論、介護支援専門員実務研修の看取り支援・在宅医療との連携分野、愛媛大学大学院在宅看護論非常勤講師、急性期病院等での退院支援に係る看護師の役割、他
受講者の声
伝えづらいことも多々ありますが、明日からも頑張ろうと思えました。
〔看護師 職歴 5年以上〕
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●住み方住まい方を考え自分に置き換えながら受講させていただきました。自分の家族は現在母が祖母を看ており老々介護をしている状況です。本人や支える家族の言葉や思いを聴きながらサポートしていきたいと感じました。また看護師を臨床で行っていますが、入院している今ある現状だけではなく、その後の生活を見据えながら援助できる、患者様や家族様の立場のたてる看護師を目指しチームケアを行っていきたいと改めて感じました。長時間の講義ありがとうございました。
〔看護師 職歴 5年以上〕
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●地域連携室にて退院調整看護師として勤務しております。初心にもどり看護師としての役割を理解し、一つ一つの事例を大切にしながら患者家族が安心して退院後の生活を送ることができるよう努めていきたいと思います。
〔看護師 職歴 5年以上〕
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●退院支援に関わる立場において、患者や家族の意向を考え聞いた上で、他職種の連携を踏まえた今後の方向性を考える事が必要だと感じた。
またもともとの生活背景や現状のADL、病状に応じた社会支援サービスの利用などの提案をしていくことも支援の一つだと学んだ。
〔看護師 職歴 5年以上〕
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●退院支援の看護師として半年しか経験なく、手探りでの日々でした。
とにかく在院日数、医師や病棟看護師からの催促で気持ちが急ぐ中、認知症など意思疎通困難な患者さんや、家族間の意思決定が難しい症例などありました。
退院支援ナースの役割を聴講させていただき、悶々と業務をやってきましたが、とても理解できました。
〔看護師 職歴 5年以上〕
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開催日時 | 2024年12月21日(土) ~ 2025年1月4日(土) 23:59 |
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会場 | オンライン 【講義時間 3時間程度】 |
講師 | 石田けい子 |
申込締切日 | 2024年12月11日 |
参加費:¥ 8,800 税込
ホームページ会員 加算ポイント:880pt